北欧の建築物について
北欧の家といえば、針葉樹林の中、湖のほとりに立つ赤い壁の三角屋根の家、そんなイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
実際には北欧の家にはこういったデザイン、という明確な決まりがあるわけではありません。
スカンジナビアと呼ばれる北欧の国々(アイスランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドの5か国)では、それぞれ厳しい冬を乗り越え自然と調和する暮らしをするための様々な工夫がなされているのです。
たとえば、スウェーデンといえば、ストックホルムやヴィスビーなどの街並みや建物が魔女の宅急便の背景のモデルとされました。
映画の中で美しい町並みは描かれていた美しい町並みはみなさんの記憶にも残っていると思います。
また、アナと雪の女王ではノルウェーのベルゲンという街をモデルにしたとされています。
そんな様々な作品でもモデルになる北欧の国の街や建築ですが、かわいいデザインだけでなく、人々が快適に暮らしやすく、またサステナブルな建築として、今注目を集めているのです。
北欧建築は、木のぬくもりを感じられ、自然と調和するつくりになっています。
また、北欧の厳しい寒さに耐え抜くため、気密性・断熱性に優れ、過ごしやすい空間を作り出してくれます。
北欧の建材にはそれぞれ厳しい基準が設けられており、それらをクリアしたものが販売されているので品質も保証されているのです。
窓にも様々な工夫がされているのが特徴です。まるで外の景色と家の中がつながっているかのような一体感をもたらす配置をし、人々はいつも目で季節の移ろいを感じています。
ですが、3層構造など気密性、断熱性に加え防犯にもしっかりと気を配ったつくりをしているので、生活面でも安心です。
北欧の人々はメンテナンスをすることで長く住める家づくりをします。
木の家は大切に手入れをすることで、時間が経つごとに色合いを変え、また違った魅力をもたらしてくれます。
そうして季節の移り変わりとともに、家の移り変わりを愛し、楽しむのが北欧の人々の生き方なのです。
現代のサステナブル(持続可能)な社会づくりの理にかなった、そしてステイホームの時間が長くなっているわたしたちに北欧の建築を楽しんでもらえたらと思います。
オストコーポレーション関西は、北欧の優れた住文化によって作られた建材を日本の皆様に輸入・販売しております。